#AQUANAUTS vol.25とDRSのこと。
筆者がレジデントDJとして参加するリキッドファンクイベント『AQUANAUTS vol.25』が、来たる5/19(土)16時から早稲田は茶箱にて開催されます。今回はゲストにfaiさん、Yo2さん、Ryonsくん、Kompoundくんの四名をお迎えして大ボリュームでお届けしますよ!レジデントDJの一人であるリキッド王子ことBistroくんはお休みですが、彼の分まで精一杯、盛り上げていきますので、ゆめゆめ見逃すなかれ(๑˃̵ᴗ˂̵)و
さて、本ブログではAQUANAUTSの告知と共に、リキッドファンクってなんなのさ?という方に向けて、さまざまな切り口でその魅力的な楽曲の数々をご紹介しています。前回のT.R.A.C.に引き続き、今回もMCにフォーカスしてみましょう。今回ご紹介するのは90年代のドラムンベース黎明期から活躍する大ベテラン、DRSを取り上げてみたいと思います。
DRS名義では2枚目のアルバムとなる『I Don't Usually Like MC's But...』からのリードトラックです。プロデューサーにLenzman、客演に Jehst & Riyaを迎えた、これ以上ないと思われるほどの豪華な面子!本アルバムでは他にもCalibreやS.P.Y、Dub PhizixにLynxといった、近年のドラムンベースを牽引してきた、錚々たる顔ぶれがずらり揃いぶみです。リキッドファンク入門にもぴったりの一枚になっております。
15年にリリースされた3rdアルバム『Mid Mic Crisis』からの一曲。女性ボーカルをフィーチャーした、S.P.Yらしい華やかでソウルフルな楽曲に、DRSのクールなフロウが映えます。本作もまたMarcus Intalexをはじめ、LSBやDie、Addison GrooveにJubeiと、前作以上にさらに豪華なプロデューサー陣が集っており、客演の多い氏の人脈の広さが伺えます。
レーベルSoul:rから17年1月にリリースされた最新EP『I Will EP』からのリードトラック。プロデューサーにはブラジリアン・ドラムンベースの雄DJ Patife & Vangeliezを迎えています。残念なことに昨年5月、レーベルオーナーであるMarcus IntalexことMarcus Kaye氏の訃報がもたらされました。同時に、DRSが拠点としていたSoul:rも活動を停止。この作品がレーベルとして最後のリリースになってしまいました。筆者も欠かさずチェックしていた大好きなレーベルだったので、心残りでなりません。Marcus Kaye氏のご冥福をお祈り申し上げます。
そして今年3月、古巣のSoul:rを離れ、元レーベルメイトのLSBが新たに立ち上げたレーベルfootnotesからの記念すべき第一作目が『A New Day』です。そのタイトルにもある通り、DRSとLSB、両氏の新しい門出を、筆者も微力ながら応援させていただきます!
いかがだったでしょうか。AQUANAUTSでは今回ご紹介したような楽曲を、いっぱいプレイします。本記事をご覧になって「リキッドファンク良いじゃん!」と思った方は、ぜひぜひイベントにも足をお運び下さい。お待ちしてますm(_ _)m もっとリキッドファンクについて知りたい、聴いてみたいという方は下記の関連記事にもお目通しいただければ幸いです。