#AQUANAUTS vol.17とベスト・リキッドファンク・トラックス2016!

筆者がレジデントDJとして参加する『AQUANAUTS vol.17』が、明日1/21(土)16時から早稲田は茶箱にて開催されます。今回はmedschoolのコンピ『New Blood 016』に楽曲が収録されたoshirijimaさん、HI≒ROさん、GEXIさんが、はるばる北九州から駆けつけてくれますよ!僕は、東方ジャズやボカジャズで活躍されているサックスプレイヤーのoz_hiroさんをお迎えして、DJ×アドリブプレイのセッションスタイルに挑戦!AQUANAUTSレギュラー陣もB2Bで盛り上げていくぞい!盛り沢山の新年一発目ゆめゆめ見逃すなかれよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 

 

さて、まいどAQUANAUTSの告知とともにお届けしているリキッドファンク・コラムですが、今年ももちろん続けます。全ては「リキッドファンク?なにそれおいしいの?」という方を少しでも減らすために!本コラムではその魅力を少しでもお伝えすべく、様々な切り口でリキッドファンクをご紹介しています。今回は2016年リリースの楽曲の中から、筆者がコレは!と思う5曲をピックアップしてみました。

 

本ブログでは何度も取り上げているので、もはや耳タコな方もいるかもしれません。リキッドファンクの貴公子Lenzman!この曲は、彼が立ち上げたレーベル『The North Quarter』の記念すべき一曲目です。昨年は、古巣MetalheadzでのEPリリースから始まり、新レーベルの設立、この曲が収録された『All For You EP』のリリースと目覚ましい活躍を見せたLenzmanですが、早くも次なるNew EPのリリースがアナウンスされています。10年の歴を数えるベテランながら、まだまだ衰えを見せない彼から、ますます目が離せませんね!

 

プロデューサー歴ならLenzmanにも引けを取らないLSBに向かって、こんなことを書くのは少々気が引けますが、 Soul:rからリリースされたアルバム『Content』はポストLenzmanと呼ぶに相応しい、抒情的で美しい作品になっています。ピアノやストリングスの旋律が印象的な本作は、是非アルバムで聴いてほしい一枚。個人的にはLenzman『All For You EP』をもしのぐ、2016年のベストアルバムです!

 

昨今のドラムンベースシーンにおいてメキメキと存在感を増しているボーカリストZara Kershawを迎えた、アルバム『Better Perspective』のリードトラック。Shogun Audioといえば、SpectraSoulやAlix Perezといったディープ・リキッドの名手がいますが、Technimaticはそれを見事に継承、進化させたサウンドを聴かせてくれます。

 

 

90年代から活躍するベテランシンガーDavid BoomahとRowpiecesによるLiquid Vマナー全開な一曲です(リリースはForward Everからですが)。R&Bテイストのソウルフルな楽曲は、これぞリキッドファンクといったカンジで、ピークタイムからエンディングにもってこい。アッパーながらロマンチックな雰囲気が充満してますね。
 

これまたベテランシンガーElisabeth Troyをボーカルに迎えた、ピークタイムが似合う一曲。Metrikとのコンビは『Want My Love』以来になりますかな。筆者は彼女のボーカルが大好きなので(MJ Cole『Crazy Love』とか!)それだけでもご飯三杯はイケてしまうのですが、それを差し引いても、この曲が醸し出すアンセム感たるや…。昨年のベスト・トラックを挙げるのであれば、この曲になりそうです。

 

いかがだったでしょうか。AQUANAUTSでは今回ご紹介したような楽曲を、これでもかとばかりにプレイします。本記事をご覧になって「リキッドファンクって美味しいじゃん!」と思った方は、ぜひぜひイベントにも足をお運び下さいm(_ _)m もっとリキッドファンクについて知りたい、聴いてみたいという方は、以前の記事にもお目通しいただければ幸いです。