#AQUANAUTS vol.20 とAlix PerezとSpectraSoulのこと。

筆者がレジデントDJとして参加する『AQUANAUTS vol.20』が、来たる7/12(土)16時から早稲田は茶箱にて開催されます。今回はゲストにFukaさん、ASSHIさんをお迎えしての記念すべき20回目!ゆめゆめ見逃すなかれよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و

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AQUANAUTS vol.20 | 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe

 

さてさて、毎度AQUANAUTSの告知とともにお届けしているリキッドファンク紹介コラム。本コラムでは「リキッドファンク?なにそれおいしいの?」という方のために、様々な切り口で、その魅力的な楽曲の数々をご紹介しています。今回は、リキッドファンクの中でも深い音像をもった、いわゆるディープ・リキッドにフォーカス。このシーンを代表するAlix PerezとSpectraSoulの楽曲をピックアップしてみます!

 

Alix Perezによるレーベル1985 Musicと、SpectraSoulのレーベルIsh Chat Musicの連名で、今年4月にリリースされた最新EP『Synergy』からの一曲。こういった静謐で美しいトラックこそ、彼らの真骨頂と言えるのではないでしょうか。ともするとシンプルでやや地味な印象を受けますが、フロアで鳴らしてみれば、しっかり機能する低音を伴っており、そこがディープ・リキッドと呼ばれる所以ではないでしょうか。

 

2013年にリリースされたAlix Perezの2ndアルバム『Chroma Chords』のリードトラック。ボーカルにD.Abloを迎えた、彼らしいがソングライティングが光る一曲です。爽やかで涼しげな雰囲気が、今の時期にピッタリですね。

 

あまり注目されることがありませんが、個人的には数あるSpectraSoulの楽曲の中で、一番リキッドファンクしている一曲だと思います。ソウルフルでありながら体温の高すぎないボーカルと、深く、ひんやりとした音響のバランスが絶妙な、ディープ・リキッドの隠れた名曲です。

 

Alix PerezとSpectraSoulのコンビといえば、やっぱりこの曲は外せない!2009年にリリースされたAlix Perezの1stアルバム『1984』に収録された本作は、同時期にリリースされたLenzman「Ever So Slightly」と共に、新時代の到来を予感させました。8年も前の楽曲ながら、未だその輝きを失わないエバーグリーンな名曲です。クラシック!

 

いかがだったでしょうか。AQUANAUTSでは今回ご紹介したような楽曲を、これでもかとばかりにプレイします。本記事をご覧になって「リキッドファンクって良いじゃん!」と思った方は、ぜひぜひイベントにも足をお運び下さい。お待ちしてますm(_ _)m もっとリキッドファンクについて知りたい、聴いてみたいという方は、以前の記事にもお目通しいただければ幸いです。