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DADA LIFEのソーセージファットナー(Sausage Fattener)でお手軽音圧アップ大作戦!

制作
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EDM系クリエイター御用達の例のヤツ。結構前からその評判だけは聞いていたのですが、この珍妙なインターフェイスのために購入を見送っておりました。ところが、先日Twitterで知り合ったiida(@iida_tw)さんのトラックが、やたら音がデカイ。そして太い。その理由を尋ねてみれば、どうやらコイツが黒幕だという事で僕も遂に手を出してしまいました。

 

このソーセージファットナー、どういうプラグインかといいますと、サチュレーターに分類されるもので、歪みを発生させ倍音を付加する事で音に厚みをつけるエフェクトです。*1パラメーターはご覧頂いた通り非常にシンプルでFATNESSで歪みの量を、COLORでサウンドキャラクターを、GAINで入力量を調整します。サチュレーターとはいえこの笑顔が憎たらしいソーセージくん、ツマミをひねると歪む歪む、ディスト―ション並みに歪みます。もちろんその歪みを積極的に音作りに使っても良いのですが、あくまでも購入の動機は音圧アップ。ということで、ちょっと使ってみた印象をば。

 

パート別:歪みが強いので音圧アップに使う場合はFATNESSは15%位までにした方がよさそうです。ソーセージファットナーを挿す前提で、多少歪んでも気にならないような音作りをしていけば大分音圧は稼げます。ピアノやサイン派等、歪んでほしくないパートは苦手。

 

ドラム:EDMの人達に評判と言うだけあって、キックやスネアとの相性は抜群です!特に埋もれがちなスネアのアタックを強調して前に出してくれるので、自ずと他のトラックのフェーダーが上げられるようになります。金物系はややハイ落ちして、くすんでしまう印象なので、特にリリースの長いシンバルは避けたほうが無難かと思われます。

 

マスタリング:マスターに挿す場合はFATNESSは0%でもいいくらい。それでも多少歪むのでGAINを-1dBで控えめに。マキシマイザーの補助として味付け程度に使うのが吉かと思われます。左右の歪みが目立ちやすいので、MS処理時にセンター成分のみにかけるのも良さそう。

 

COLORノブ:強調する周波数を指定するパラメーターのようで、一番左でオフになります(もしくは超低域のため聴きとれないだけ?)FATNESSが0%の状態でも、これ単体でかなり効果がありますので、各パートに効かせる場合は音色作りに積極的に使っていくつもりで。50%を基準に必要に応じて増減させていけばいいと思います。30%前後になると中低域が強調されて、少々こもった印象になるので注意が必要です。マスターにかける場合は0%にしておくのが無難でしょう。

 

こちらのファイルで各パラメーターの効き方を確認出来ます。*2最初はFATNESS、COLOR共に0%からスタートし、冒頭8小節ではCOLORを最小値から最大値までアップダウン。後半8小節でFATNESSを最小値から最大値までアップダウンさせています。RMS値-8.2dBから最大で-2.0dBまで上がるので、音量には要注意!

*1:アナログテープの歪みを再現したテープ・サチュレーター等が一般的。

*2:スネア、キック、ベースの各トラックの音作りにもソーセージファットナーを使用しています。